チャットレディ帳簿つけ方【詳細版】放置のリスク・青色申告への切り替え・記帳の道具

帳簿のつけ方の本編で書ききれなかった話を置いておきます。本編の表の形で毎月つけていれば、ここは必要になったときに読めば大丈夫です。
帳簿をつけずに放置すると、どうなるか
正直、帳簿がなくても確定申告の書類自体は出せてしまいます。ただ、税務署に確認されたときに証明できるものがないと、経費を認めてもらえない可能性があります。
申告そのものをしていない場合は、本来の税金に加えて無申告加算税と延滞税がかかります。割合は納付額や遅れた期間で変わるので、正確な数字は国税庁のサイトで確認してください。はっきりしているのは、放置するほど負担が重くなる方向にしか進まないことです。
心当たりがある人は、先に確定申告しないとどうなる?放置のリスクと今からできることを読んでおくと、やることの順番が整理できます。
青色申告に移るかどうかは、後で考えればいい
簡易な帳簿に慣れて経費も増えてきたら、青色申告を考える人もいます。複式簿記の手間が増える代わりに、10万円か、条件を満たせば最大65万円の控除が受けられます。
期限には注意です。青色申告承認申請書は、青色にしたい年の3月15日まで(その年の1月16日以降に開業した人は、開業から2か月以内)に出す必要があります。「来年から青色にしよう」と思ったら、その時点で開業届を出しているかも一緒に確認しておくと慌てません。
手書き・エクセル・アプリ、どれがいいか
| 道具 | 手軽さ | 月末の集計 | お金 |
|---|---|---|---|
| 手書きノート | すぐ始められる | 電卓で手計算 | ほぼ0円 |
| エクセル・スプレッドシート | 表を1回作れば楽 | 関数で自動 | 0円 |
| クラウド会計ソフト | 口座連携で入力が減る | 自動で集計 | 月額がかかる |
私は今エクセルです。稼ぎが月数万円のうちは、無料の表で十分だと思っています。報酬が安定して増え、青色申告も考えるようになったら、ソフトへの移行を検討すれば間に合います。
按分の割合を決めるときに残しておくもの
家賃や通信費の按分は、割合そのものより「なぜその割合か」を後から説明できることが大事です。私は次の2つだけ残しています。
- 1週間分の稼働時間のメモ(何時から何時まで配信したか)
- 仕事に使っている部屋の広さのメモ(間取り図に印をつけた写真)
これがあれば、税務署に聞かれても「この時間とこの広さなのでこの割合」と答えられます。詳しい決め方は家賃按分は何割まで?根拠の作り方にまとめました。
スマホだけで申告まで済ませたい人へ
帳簿をスマホのメモでつけている人は、申告もスマホで完結できます。マイナンバーカードがあれば、e-Taxで収支内訳書の入力から提出までできました。
帳簿は構えるほど大変なものではありません。日付と金額とひとことメモの積み重ねです。まずは本編の表の形で、今月分だけ書いてみてください。