チャットレディの口座は分けるべき?身バレと確定申告の話

登録フォームの「振込先口座」の欄で、指が止まる。そういう夜、ありますよね。
普段使っているメインバンクの口座番号を打ち込もうとして、ふと「これ、家族が通帳記帳したら『チャットレディ 報酬』とか変な名目で振込履歴が残るんじゃないか」って手が止まる。あるいは「確定申告のとき、生活費と混ざってて何が経費か分からなくなりそう」って不安がよぎる。私も最初、そこで一晩迷いました。
先に言っておくと、口座は分けたほうがいいです。私は分けています。理由は身バレ対策と、お金の管理のしやすさ、この二つに尽きます。
振込名義でバレることは、実はそんなに多くない
まず安心材料から話すと、チャットレディの報酬振込は「サイト名」や「運営会社の名義」で入ることが多いようで、パッと見て「チャットレディの報酬だ」とバレる名義になっているケースはそう多くない印象です。だから「振込名目でバレる」という恐怖そのものは、思っているより過剰かもしれません。
ただ、それでも分けるべきだと私が思う理由は別のところにあります。家族と一緒に暮らしている人なら、通帳やアプリの残高を家族の誰かが見る機会が意外とあるんですよね。実家暮らしの子が「お母さんが通帳記帳を代わりにしてくれる」なんて話、普通にあります。振込名目が伏せられていても、「何これ、聞いたことない入金がある」ってところから会話が始まって、そこから芋づる式に聞かれる、という流れが一番怖い。
名目そのものより、「見慣れない入出金がある」という違和感がきっかけになることのほうが多いんです。これ、身バレ対策全般に言えることなんですけど、身バレ対策10選の記事でも書いたように、バレるきっかけは「決定的な証拠」よりも「小さな違和感の積み重ね」であることが多い。口座もその一つだと思ってください。
確定申告のときに、地味に効いてくる
もう一つの理由が、これは身バレより実利的な話なんですが、確定申告のときの手間です。
チャットレディの報酬は基本的に自分で確定申告する必要があって、年間の所得が一定額を超えると申告義務が出てきます。この基準や仕組みについては確定申告はいくらから?のほうに詳しく書いたので割愛しますが、申告のとき「いつ・いくら入金があったか」を通帳の履歴だけで把握できると、正直めちゃくちゃ楽なんですよね。
生活費と混ざった口座だと、家賃の引き落とし、コンビニのATM手数料、友達からの割り勘の返金、そういうのが全部同じ画面に並んでて、「あれ、この3万円は報酬だっけ、それとも母からのお小遣いだっけ」みたいなことになる。私は最初の年、これで半日つぶしました。通帳記帳した紙を睨みながら「この入金なんだっけ」って一件ずつ思い出す作業、本当に地獄でした。
経費の管理も同じで、衣装代や機材代を報酬用の口座から払うようにしておけば、確定申告のときの経費の線引きがぐっと楽になります。経費については経費はどこまで?にまとめてあるので、これから始める人は先に読んでおくと後が楽だと思います。
実際どう分けたか、私の場合
私は生活用のメインバンクとは別に、ネット銀行の口座をひとつ、報酬受け取り専用に作りました。理由は単純で、アプリで残高と履歴がすぐ見られるから。紙の通帳を記帳しに行く手間がないので、家族に見られる機会そのものが減るというのも大きいです。
屋号を付けるかどうか迷う人もいると思うんですが、個人でチャットレディをやる分には屋号付き口座までは基本的に必要ないです。普通の個人名義の口座をもう一つ作るだけで十分。銀行によっては「なぜ口座を増やすのか」を聞かれることもありますが、私の場合は「お小遣い管理用」くらいの説明で問題になったことはありません。
登録する事務所やサイトを決める段階で、そもそもどこに登録するかで迷っている人もいると思います。私が最初に始めたときの流れは始め方の5ステップに書いたんですが、口座を先に用意しておくと登録がスムーズです。
分けたあと、うっかりやりがちな失敗
口座を分けたはいいものの、結局そこから生活費のほうにちょくちょく移してたら意味がない、というのはよくある失敗です。私も最初の数ヶ月、報酬が入るたびに「ちょっと今月厳しいから」って生活口座に移してしまって、結局履歴がごちゃごちゃになったことがあります。
分けるなら、報酬用口座はできるだけ「経費の支払い」と「確定申告の記録用」に徹させて、生活費に回すのは月に一回、まとめて決まった額だけ移すようにするとかなり管理が楽になります。ここは正直、性格によると思っていて、几帳面な人はルールを決めなくても自然にできるけど、私みたいにずぼらな人間は「移すのは月末の一回だけ」みたいな強制ルールを作らないとすぐ崩れます。
あと、掛け持ちで複数の事務所やサイトに登録している人は、振込先をどう管理するかも一度整理しておいたほうがいいです。複数事務所に登録していい?でも触れましたが、事務所ごとに振込サイクルが違うことがあるので、口座がひとつにまとまっていると入金管理がシンプルになります。
スマホ一台で完結させたい人へ
これから始める人の中には、パソコンを持っていなくてスマホだけでやりたいという人も多いと思います。口座の管理もスマホのアプリで完結させれば、通帳を持ち歩く必要もないし、家に紙の記録を置いておく必要もない。必要な機材についてはスマホだけで始められる?にまとめてあるので、これから機材を揃える人は参考にしてみてください。
口座を分けるのは、正直たった一回の手続きです。ネット銀行の新規口座開設なら、スマホひとつで、思ったより短い待ち時間で申し込みが終わることが多いです。今夜、登録フォームの前で手を止めているなら、その振込先の欄に生活口座の番号を打ち込む前に、まず新しい口座をひとつ作ってみる。それだけで、この先の家族バレの不安も、確定申告のときの半日仕事も、かなり減らせるはずです。