チャットレディ確定申告のやり方、手順を最初から最後まで

深夜に「チャットレディ 確定申告 やり方」って打ち込んでる時点で、たぶんもう「必要なのは分かってる」段階だと思うんですよね。所得が20万円超えたとか95万円超えたとか、その辺の基準はどこかで読んだ(令和7年分から専業の目安は48万円→95万円に変わっています)。問題は、じゃあ実際に何を、どの順番で、いつまでにやればいいのかが全然見えてこないこと。私も1年目の1月末、まさにこの状態でスマホ握りしめてました。
先に全体像だけ言っておくと、やることはざっくり、書類を集める、白色か青色か決める、マイナンバーカードとe-Taxの準備をする、収支内訳書か青色決算書を作る、申告書を作成する、提出する、納税する、この流れです。順番さえ間違えなければ、案外パニックにならずに終わります。私は毎年これで2〜3日、実質作業時間は5時間くらいで終わらせてます。
所得ラインの詳しい話は以前 チャットレディの確定申告はいくらから?基準と注意点を解説 にまとめたので、ここでは省略して、今日から動ける手順だけに絞ります。
まず書類を全部机の上に出す
一番最初にやるのは、頭を使わない単純作業です。手元にある紙とデータをとにかく集めます。
昼職やバイトを掛け持ちしてる人は、その会社からもらう源泉徴収票。これがないと話が始まらないので、年末年始に会社から配られたら絶対失くさないでください。私は1年目にこれを引っ越しの段ボールに紛れさせて、探すのに半日溶かしました。
次にチャットレディの報酬明細。マイページからダウンロードできる事務所がほとんどなので、1年分をまとめてPDF保存しておくと後が楽です。銀行の振込履歴と突き合わせて、月ごとの合計を出しておきます。
そして経費の領収書。衣装、メイク道具、照明、Wi-Fi代の一部、家賃の按分など。これは範囲がややこしいので詳しくは チャットレディの経費はどこまで?衣装・家賃・機材の線引き を見てもらったほうが早いですが、とにかくレシートは捨てずに封筒にまとめておく、これだけで確定申告の負担は半分くらい減ります。
白色にするか青色にするか、ここで決める
書類が揃ったら、申告方式を決めます。ここを飛ばして先に進むと、あとで「やっぱり青色にしたかった」と思っても間に合わなくなることがあるので、最初にはっきりさせておいた方がいいです。
白色申告は事前の届出が不要で、必要書類も確定申告書Bと収支内訳書だけ。シンプルですが控除は基本的にありません。
青色申告は事前に開業届と青色申告承認申請書を税務署に出しておく必要があって(だいたい申告したい年の3月15日までが目安)、代わりに最大65万円の控除が受けられます。ただしこの65万円、条件があって、e-Taxで申告するか、電子帳簿保存をしていないと満額もらえません。紙で郵送や窓口提出をすると最大でも55万円止まりになると言われています。この辺りの要件は制度が変わることもあるので、申告前に念のため最新情報を確認してほしいのですが、ここ、けっこう知られてないんですよね。「青色にしたのにe-Taxやらなかったから10万円分損した」って知人もいました。
開業届を出すかどうかで迷ってる人は チャットレディ開業届は出すべき?判断基準と迷った理由 に私の判断基準を書いたので、そちらも参考にしてください。正直、専業でしっかり稼いでいく気があるなら青色一択だと私は思ってますが、副業でちょこちょこ程度なら白色でも十分です。ここは人によります。
| 項目 | 白色申告 | 青色申告(65万控除) |
|---|---|---|
| 事前の届出 | 不要 | 開業届+青色申告承認申請書が必要 |
| 必要書類 | 確定申告書B、収支内訳書 | 確定申告書B、青色申告決算書(損益計算書・貸借対照表) |
| 控除額 | なし | 最大65万円(e-Taxまたは電子帳簿保存が条件、それ以外は最大55万円程度) |
| 複式簿記 | 不要 | 必要(会計ソフトでほぼ自動化できる) |
| こんな人向け | 副業で少額、手間をかけたくない人 | 専業寄りで、控除をしっかり取りたい人 |
| ちょっと迷うかも | 節税をがっつり狙いたい人には物足りない | 開業届を出すこと自体に抵抗がある人 |
マイナンバーカードとe-Taxの下ごしらえ
65万円控除を狙うにしろ、単純に楽をしたいにしろ、今の時代はe-Taxでやるのが結局一番早いです。窓口に行く時間も、郵送で書類が届くのを待つ時間もいりません。
準備するのは、マイナンバーカードと、それを読み取れるスマホ(対応機種ならICカードリーダーは不要です)。マイナンバーカードを持ってない人はこれが一番時間がかかるボトルネックになるので、確定申告シーズンに入ってから気づいて焦る前に、早めに市区町村の窓口で申請しておいてください。発行まで1ヶ月くらい見ておいた方が安全です。
マイナンバーカードが手元にあるなら、次は「e-Tax利用開始届」の手続きです。国税庁のサイトから、または確定申告書等作成コーナーの中からでもできます。これに厳密な期限はないんですが、申告する前には済ませておく必要があるものなので、書類作成に入る前にやっておくのが結局一番スムーズです。
収支内訳書(または青色決算書)を作る
ここが一番面倒に感じるところだと思います。1年分の売上(報酬)と経費を月ごと、または科目ごとに整理して、収入から経費を引いた所得を出す作業です。
正直に言うと、これを紙とエクセルで手計算するのはおすすめしません。私は1年目それでやって、途中で数字が合わなくなって夜中に泣きそうになりました。今は会計ソフトに月々の入出金を入れておくだけで、この収支内訳書も青色決算書も自動でほぼ組み上がります。私は「やよいの青色申告オンライン」を使ってる知人の話を聞いて試したことがありますが、銀行口座と連携させておけば入力の手間はかなり減ります。マネーフォワード クラウド確定申告もチャットレディのような副業ワーカー向けに案内を出しているので、どちらか自分に合う方を試してみるのはありです。ソフトの料金は変わることがあるので、詳しい金額は公式サイトで確認してください。
ちなみに口座を生活費用と報酬受け取り用で分けておくと、この収支計算がかなり楽になります。これは身バレ対策の意味でも効くので、詳しくは チャットレディの口座は分けるべき?身バレと確定申告の話 にまとめてあります。
確定申告書等作成コーナーで実際に入力する
収支内訳書(または青色決算書)の数字が固まったら、国税庁の「確定申告書等作成コーナー」を開きます。ここでの流れはだいたいこうです。
まず「作成開始」を選んで、e-Taxか印刷して郵送かを選びます。次にマイナンバーカードでログイン(スマホでマイナポータル連携するとかなり早いです)。その後、収入の種類を選ぶ画面で「事業所得」または「雑所得」を選択して、さきほど作った収支内訳書の数字を転記していきます。昼職の給与がある人はここで源泉徴収票の内容も別枠で入力します。控除(社会保険料控除、生命保険料控除、医療費控除など)があれば該当箇所に入力。最後に、住民税の納付方法を選ぶ画面が出てきます。
ここ、地味に一番大事なポイントです。「給与から差し引き」と「自分で納付」の2択があって、副業分の住民税を会社にバレたくない人は必ず「自分で納付」を選んでください。これを選び忘れると、副業分の住民税まで会社の給与天引きに合算されて、経理担当者が「あれ、この人の給与額にしては住民税高くない?」と気づくきっかけになります。副業バレの経路としてはかなり多いパターンで、詳しくは チャットレディ副業が会社バレする原因は住民税だった話 に書いています。
入力が終わると、システムが自動で所得税額を計算してくれます。ここまで来れば、あとは提出するだけです。
提出方法と納税方法を選ぶ
提出方法はe-Tax、税務署の窓口への持参、収受箱への投函、郵送の4パターンから選べます。マイナンバーカードとスマホがあるなら、そのままe-Taxで送信するのが一番早いです。郵送する場合は控えの申告書に受付印をもらうための返信用封筒を同封しておくと、後から証明が必要になったときに安心です。
納税は、口座振替(振替納税)、e-Tax上でのダイレクト納付、クレジットカード納付、コンビニのQRコード納付、金融機関や税務署窓口での現金納付から選べます。振替納税にしておくと引き落とし日が少し先になるので、私は基本的にこれを使ってます。手元にまとまったお金がすぐ必要ないのが地味にありがたいです。
期限に間に合いそうにない人へ
申告期間は例年2月16日から3月15日まで(年によって多少前後することがあります)。ここを過ぎると延滞税がかかったり、無申告加算税がついたりします。「今年はもう無理かも」と焦ってる人がいたら、放置するより遅れてでも出したほうがいいと思います。無申告のまま放置した場合のリスクについては チャットレディ確定申告しないとどうなる?放置のリスクと今からできること に詳しく書いたので、不安な人は先にそちらを読んでおいてください。
私自身、2年目に書類集めをサボって2月末からバタバタ始めたことがあるんですが、それでもe-Taxを使ったら提出まで実質2日で終わりました。紙でやるより圧倒的に早いので、まだマイナンバーカードを作ってない人は、それだけでも今日中にやっておく価値があります。市区町村の窓口かオンライン申請、どちらでも受け付けてます。
確定申告って、初めての年だけ異常に高い壁に感じるんですけど、一度この順番で通してしまえば、来年からは「あ、あの作業ね」って気持ちで済むようになります。今の焦りは、たぶん今年だけです。